シルバーコレクター返上!!奥田「うれしい」シニア初V

[ 2013年11月10日 06:00 ]

シニアツアー初優勝を果たした奥田靖己(右)は表彰式で古森重隆大会会長からトロフィーを授与され笑顔

男子ゴルフシニアツアー富士フイルム・シニア選手権最終日

(11月9日 千葉県木更津市ザ・カントリークラブ・ジャパン=6947ヤード、パー72)
 第1ラウンドから首位を守った奥田靖己(53=ユニテックス)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算12アンダー、204でツアー初優勝を飾った。3打差の3位から出た室田淳(58=サメジマコーポレーション)は2打差の2位だったが、6年ぶり3度目の賞金王に決まった。青木功(71=フリー)が初日に続いて71をマーク、年齢以下のスコアで回るエージシュートを達成し通算イーブンパー、24位。前回大会覇者で、全米プロシニア優勝の井戸木鴻樹(52=小野東洋GC)は通算5オーバー、37位だった。 

 奥田がシニア4年目で悲願の初優勝を飾った。これまで2位が6度とあと一歩で頂点に届かなかったが、最終日も堂々のプレーを見せた。第1ラウンドから首位を守る完全Vに「うれしい。シニアはうまい、速い、味があるという選手がそろっている」とおどけた。大会前の練習ラウンドで青木から「プロらしくやれ」とアドバイスされたという。「青木さんに近づきたい」と今後への抱負も語った。

続きを表示

2013年11月10日のニュース