織田 ジャンプミス引きずらずファイナル進出に望み

[ 2013年11月10日 06:00 ]

ジャンプを決めガッツポーズの織田

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・男子フリー

(11月9日 東京・国立代々木競技場)
 大失敗から立て直した。織田は冒頭、トーループの4―3回転が3―1回転になる致命的なミス。だが、戦国武将・織田信長の末えいは勝負を捨てない。続く4回転トーループを完璧に着氷すると、残りのジャンプも着実に成功。SP3位から2位に浮上してファイナル進出に望みをつなぎ、「最初にミスしたけど、冷静に挽回できた」と笑みを浮かべた。

 練習方法を見直したことが実った。これまでは冒頭のジャンプに失敗すると初めからやり直していたが、今はミスを引きずらずに最後までプログラムを通すように心掛けている。「練習の成果が出た」と胸を張った。日本男子の代表争いは、群雄割拠の戦国時代。「五輪に向けて、もっともっとアピールしていかないといけない。レベルアップできるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

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2013年11月10日のニュース