桐生　４日に東洋大進学表明「いい環境でできると思う」

　陸上男子１００メートルで１０秒０１の記録を持つ桐生祥秀（１７＝洛南高）が、４日の国体少年男子Ａ（高校２、３年）１００メートル（味の素スタジアム）のレース後に、来春の東洋大進学を表明する。

　同大コーチには、来春から日本陸連男子短距離副部長の土江寛裕氏（３９）が就任。関係者は「いい環境でトレーニングできると思う」と話した。桐生は３日、都内で約１時間半の調整を行った。予選落ちに終わった８月の世界選手権後、走りのバランスをやや崩したが、「練習でいろいろとやったら戻った」と手応えを口にする。昨秋は自己ベストを連発。「国体３連覇を狙っていきたい」と力を込めていた。