蒼国来解雇処分は“誤り”危機管理委員会が報告書公表

[ 2013年10月4日 06:00 ]

 八百長問題をめぐる訴訟で蒼国来(29=荒汐部屋)に解雇無効判決が下されたことを受け、検証作業を進めた相撲協会の危機管理委員会は解雇処分は誤りだったという報告書を公表した。

 危機管理委は、蒼国来の八百長相撲を仲介したとする幕下力士が、八百長と認定された一番を仲介した記憶はないと述べたのに、その供述を特別調査委が十分に検討しなかったことが協会敗訴の要因とした。宗像紀夫同委員長(元東京地検特捜部長)は「調査委員会は事情聴取を適正に行うべきだった」と話した。

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2013年10月4日のニュース