新十両対決は遠藤 大砂嵐突き落とす「自然と体が動いた」

[ 2013年7月20日 20:36 ]

遠藤が突き落としで大砂嵐を破る

大相撲名古屋場所14日目

(7月20日 愛知県体育館)
 十両の土俵をにぎわせる新十両同士の遠藤と大砂嵐がぶつかり、既に優勝を決めていた遠藤が13勝目を挙げた。

 先場所はうっちゃりで敗れた遠藤。激しい突き、はたきをこらえて突き落とした。千秋楽に勝てば、初土俵から所要3場所での最速新入幕も見えてくる。22歳のホープは「自然と体が動いた。(先場所は)悔しかった。勝ててよかった」と喜んだ。

 エジプト出身でアフリカ大陸から初の関取となった大砂嵐は5敗目。「やりたい相撲はできた。相手は関係ない。誰でも一緒」と強がったが「少し疲れている」と足早に引き揚げた。

続きを表示

2013年7月20日のニュース