最年少代表の白井、本番用器具に手応え 体操男子代表が合宿公開

[ 2013年7月20日 20:26 ]

体操男子の日本代表強化合宿で練習後、笑顔を見せる白井健三(左)と内村航平

 体操の世界選手権(9~10月・ベルギー)に出場する男子の日本代表が20日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を報道陣に公開した。史上最年少代表の16歳、白井健三(神奈川・岸根高)が個人総合で4連覇を狙う内村航平(コナミ)らとともに練習し、得意の床運動では世界選手権で使われる外国製の器具に手応えをにじませた。

 今回の合宿で本番用のフロアを設置した。白井は「少し滑る感じはするが、跳ね方は日本製と変わらない」と感触を得た様子。跳馬では世界の主要大会で誰も成功していない「伸身ユルチェンコ3回ひねり」も試し「跳馬に出られれば挑戦したい」と意気込んだ。同じ技を跳べる内村も「初めて見たけど、余裕がある」と太鼓判を押した。

 内村は個人総合に照準を合わせ「(3年後の)リオデジャネイロ五輪までけがをしたくないし、個人総合は六割の力で勝ちたい」と宣言した。

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