湯浅が雪上合宿でNZへ「ベストを取り戻したい」

[ 2013年7月20日 19:12 ]

雪上合宿のためニュージーランドへ出発するアルペンスキー男子の湯浅直樹

 アルペンスキー男子のエースで、ソチ冬季五輪で活躍が期待される湯浅直樹(スポーツアルペンク)が20日、2013~14年シーズンに向けて初の雪上合宿を行うニュージーランドへ出発する前に成田空港で取材に応じ、「一昨季にはレースの組み立てがベストだった時期があった。まずはそれを取り戻したい」と意気込みを口にした。

 昨季は重度の椎間板ヘルニアに苦しみながらも、ワールドカップ(W杯)で自己最高の3位を含む3度の1桁順位をマークした。シーズン終了後は手術せず、著名なドイツ人医師の治療を受けてリハビリに取り組んだ。

 6、7月は週5日以上、16キロ程度のランニングと基礎体力強化に励んだ。仕上がりは順調なようで「これなら問題なく滑れるという希望が持てる」と手応えをのぞかせた。

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2013年7月20日のニュース