上原68で3差10位好発進「立て直せた」

[ 2013年7月20日 06:00 ]

USLPGAツアーマラソン・クラシック第1日

(7月18日 米オハイオ州シルバニア ハイランドメドーズGC=6512ヤード、パー71)
 29歳の上原彩子(モスフードサービス)は、4バーディー、1ボギーの68で回り、首位と3打差の10位と好発進した。アリソン・ウォルシェ(27=米国)が65をマークして首位。有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)は69で19位、宮里美香(23=NTTぷらら)は70で31位、上田桃子(27=フリー)は71で44位だった。

 沖縄育ちの上原が気温33度、湿度83%の消耗戦で落ち着いたプレーを展開した。2ホール目の11番でボギーを叩いたが、13番で10メートルを沈めてイーブンパーに戻すと、後半アウトはボギーなしでバーディーを3つ奪った。「3パットのボギーから始まったが、3アンダーまで戻せた。いいスタート」と首位と3打差の10位に笑みを浮かべた。

 前半はパットのタッチが合わずに苦しんだものの「スピード感を合わせていこうと心掛けた。立て直せたのはつながる」。2番でバーディーを奪い勢いに乗ると、5番では10メートルをねじ込んで3アンダーまで伸ばした。さらに、7番パー5では3メートルのパーパットを残すピンチを迎えたが、これを決めて持ちこたえた。

 今季から本格的に米ツアーに挑戦し、出場10試合のうち8試合で予選通過。ドライバーの平均飛距離は約230ヤードと海外勢に劣るものの、精度で勝負する29歳のルーキーは「本当に暑いが(好発進の)余裕を持ち、いい流れをつくりたい」と上位進出を見据えた。

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2013年7月20日のニュース