金丸　男子４００で初出場から９連覇「ほっとしている」

男子４００メートルで９連覇を果たし、ガッツポーズの金丸祐三

陸上日本選手権

（6月8日 味の素スタジアム）
　男子４００メートルの金丸は残り１００メートル付近でトップに立ち、高校時代に初出場した２００５年から９連覇を達成した。トラック種目では男子３０００メートル障害の高橋進と並ぶ最多連勝となり「ほっとしている。難しい中でのレースだった」と胸をなで下ろした。

　今季、取り入れた新たな走法が記録に結び付かずにいたが、ようやく自分のものになってきたという。世界選手権の参加標準記録Ｂ（４５秒６０）も突破し「あと０・５秒縮め、世界と戦えるようにしたい」と代表入りすれば５大会連続となる大舞台を見据えた。