藍 第1ラウンドは2オーバーでホールアウト

[ 2013年6月8日 06:00 ]

第1ラウンド、2番でティーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー全米女子プロ選手権第2日

(6月7日 米ニューヨーク州ピッツフォード・ローカストヒルCC=6534ヤード、パー72)
 雷雨のため6日から順延された第1ラウンドが始まった。日本からは宮里藍(27=サントリー)ら6選手が参戦。メジャー初制覇を狙う宮里は1番から出て、3バーディー、5ボギーの2オーバーとした。 昨年2位の宮里美香は1バーディー、6ボギーの5オーバーと苦しい立ち上がりとなった。なお大会は、最終日の9日に決勝ラウンドの36ホールを実施し、3日間で72ホールを行う変則日程となる。

 宮里は粘り強くプレーした。1番パー4の第1打を左ラフに入れてボギー発進したが、すぐに取り返した。2番パー4で残り80ヤードのフェアウエーからグリーン左奥に2オンさせ、5メートルのバーディーパットをねじ込んだ。4、6番でボギーを叩いたものの、8番パー5では残り80ヤードの第3打をグリーン奥のエッジへ運びパターで3メートルを沈めた。9番パー3ではティーショットをピン手前80センチに付けるスーパーショットで連続バーディー。イーブンパーに戻した。だが、後半の10、12番でボギーを叩き、この日は2オーバーで終えた。

 前日は雷雨のため、スタート時間が何度も変更され、最終的に1日順延となったが、動じることはなかった。「天気には勝てないので自分は自分の準備をしっかりするだけ」と冷静だった。最終日に36ホールを消化する変則日程で体力も問われる戦い。それでも「(全米女子プロは)毎年雨で遅れるので想定内」と淡々。言葉通り、難コースに果敢に挑んだ。

続きを表示

2013年6月8日のニュース