異例!内閣府の公益委 全柔連に報告書再提出求める

[ 2013年6月8日 06:00 ]

 内閣府の公益認定等委員会は7日、暴力指導問題や助成金の不正受給など不祥事が続く全日本柔道連盟(全柔連)に、一連の問題の報告書再提出を求めたと発表した。

 再提出要求を公表した前例はなく、スポーツ関連の公益財団法人に再提出を求めるのも初めてという異例の事態。全柔連は一連の不祥事の事実関係と対応策などについての報告を求められ、5月30日に提出した。しかし同委は5日付の全柔連への文書で「事実関係を真摯(しんし)に報告する内容ともなっておらず、極めて遺憾」と回答。提出期限を25日とした。全柔連の小野沢弘史専務理事は「認識が甘かった。早急に再検討し報告したい」と述べた。

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2013年6月8日のニュース