内村 NHK杯史上初V5に前進、代表争いは加藤がリード

[ 2013年6月8日 19:01 ]

男子個人総合1回目 内村航平の跳馬

 体操の世界選手権(9~10月・ベルギー)代表選考会を兼ねたNHK杯第1日は8日、東京・国立代々木競技場で個人総合の1回目を行い、5月の全日本選手権の得点の半分を持ち点にして争う男子は既に代表に決まっている内村航平(コナミ)が181・825点でトップを守り、男女初の5連覇に前進した。

 今大会で決まる代表1枠争いは177・875点で2位の加藤凌平(順大)がリードし、野々村笙吾(順大)が1・125点差で続いた。

 女子の1回目は15歳で世界選手権の出場資格がない内山由綺(スマイルク)がトップの54・650点をマーク。寺本明日香(レジックスポーツ)が2位、村上茉愛(池谷幸雄?楽部)が3位、笹田夏実(東京・帝京高)が4位だった。女子はこの日の得点を持ち越さず、最終日の9日に行う2回目と全日本からの持ち点の合計で優勝を争う。

 内村を除いた男女の最上位選手が代表に決まる。

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