賞金王へ盤石13アンダー!藤田「気持ちいい」

[ 2012年12月1日 06:00 ]

7番、ティーショットを放つ藤田寛之

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ第2日

(11月30日 東京都稲城市 東京よみうりカントリークラブ=7023ヤード、パー70)
 賞金王を狙う藤田が66の盤石のゴルフで首位を守った。6番パー5で319ヤードのビッグドライブから2オンに成功。5メートルをねじ込んでイーグルを奪った。

 一方で9番ではグリーン右奥のカラーから10メートル以上の距離をパターで狙った。打ち出し方向はカップと大きくずれていたが、直角に近いフックラインで10センチに寄せパーセーブ。パターの名手は「苦しんでもボギーを叩かないのが自分」と2日連続ボギーなしに納得の表情を見せた。

 この日は賞金王を争う谷口門下の武藤と同組。武藤は谷口から「おまえに任せたぞ、ムッチー」と刺客に指名されたが、「僕の手に負える人じゃなかった」と脱帽。それを聞いた藤田は「チーム谷口相手に(勝って)気持ちいい」と笑わせた。3日目は石川と同組。「プロ意識が強い遼は一緒に回りたい選手。スイングが大好きで歯切れがいい。自分のイメージも良くなる」と歓迎した。石川の挑戦を退ければ史上初の大会3連覇へ大きく近づく。

 ▼2位 H・リー (2連続イーグルは)びっくりした。藤田選手はとてもタフ。あと2日間、ベストを尽くしたい。(記録の残る85年以降では大会初の2連続イーグルを奪うなど62の好スコア)

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2012年12月1日のニュース