海老原 大会新で女子やり投げ5連覇

[ 2012年10月21日 18:10 ]

 陸上の田島直人記念が21日、山口県の維新百年記念公園陸上競技場で行われ、女子やり投げはロンドン五輪代表の海老原有希(スズキ浜松AC)が57メートル84で自身の大会記録を20センチ更新し、5連覇を達成した。男子100メートルは川面聡大(ミズノ)が10秒49で優勝。女子走り幅跳びは桝見咲智子(九電工)が6メートル56(追い風参考)で制した。男子やり投げのディーン元気(早大)は調整不足で、同100メートルの末続慎吾(ミズノ)とともに欠場した。

 女子やり投げの海老原はロンドン五輪後初の試合だった。「腕を振り切れなくて物足りないが、助走は良かったのでプラスに考えたい」と課題だった助走に手応えを感じていた。

 同五輪では予選敗退し「自分の最大限の力を発揮する難しさを感じた」と言う。来年の世界選手権を見据え「一つ一つ課題をクリアして春からは記録を狙いたい」と一層のレベルアップを誓った。

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2012年10月21日のニュース