藍10差16位後退 強風&悪天候で振るわず

[ 2012年10月21日 06:00 ]

第2ラウンド、6番でダブルボギーをたたき、さえない表情の宮里藍(右)

USLPGAツアー ハナバンク選手権第2日

(10月20日 韓国・仁川 スカイ72GC=6364ヤード、パー72)
 3位で出た宮里藍(27=サントリー)は75とスコアを落とし、首位のスサン・ペテルセン(ノルウェー)と10打差の通算3アンダーの16位に後退した。風が強く肌寒い天候の中、1番をバーディーで発進したが、ショットが乱れ、6番でダブルボギーを叩くなど振るわなかった。ペテルセンは68で回り、柳簫然(韓国)が5打差の2位につけた。

 穏やかだった前日から一転して強い風が吹き、コースは全く違う表情を見せた。その中でも宮里は2日続けて1番をバーディーで滑り出したが、6番パー4で歯車が狂った。左のラフからの第2打で、グリーン手前に刻むか迷った末に「うまく転がればピンまで届く」と7番ウッドを振った。これがグリーン左手前のバンカーにつかまり、結局ダブルボギー。「バンカーが見えていなかった。リスクの大きいクラブで打ってしまった」と選択ミスを悔やんだ。

 その後は「吹いたりやんだりして難しかった」という風に戸惑い、パットもかみ合わなかった。初出場の大会は、やはり一筋縄ではいかない。今季3勝目は遠のいたものの「うまく頭を使って頑張りたい」と、最終日に反省を生かす構えだ。

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2012年10月21日のニュース