女子は高梨圧勝3連覇 それでも厳しく… 伊藤杯サマージャンプ

[ 2012年10月21日 16:10 ]

 スキーの伊藤杯サマーファイナル大倉山ジャンプ大会は21日、札幌市大倉山(HS134メートル、K点120メートル)で行われ、女子は16歳の高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)が130メートル、122・5メートルの合計247・5点で3連覇した。 

 
 2位に50点近い大差を付ける圧勝。それでも、高梨は130メートルを飛んだ1回目の着地で足を前後に開くテレマーク姿勢を入れられず「もっと練習してびしっと決めたい」と満足することなく課題を挙げた。

 今季から体に密着するスーツに変更になり試行錯誤は続く。「まだ昨季の六十パーセントぐらい」と自己評価は厳しい。2014年ソチ冬季五輪に向けて期待がかかるホープは「冬まで練習はできるので、ベースをしっかりつくりたい」とさらに地力をつける考えだ。

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2012年10月21日のニュース