初V小林「冬につながる」 伊藤杯サマージャンプ

[ 2012年10月21日 15:48 ]

 スキーの伊藤杯サマーファイナル大倉山ジャンプ大会は21日、札幌市大倉山(HS134メートル、K点120メートル)で行われ、21歳の小林潤志郎(東海大)が128・5メートル、121メートルの合計244・1点で初優勝。風が不安定な条件でも2回とも2位にまとめた小林は、スーツのルール変更で春から苦しんだだけに「集中して飛んだ。冬につながるいい優勝になった」とうれしそうだった。

 昨季ジャンプのW杯に初出場したが、終盤戦は代表から漏れ、悔しい思いをした。同世代の若手も台頭し「昨季W杯を回ったからといって、今季も回れるわけではない」と危機感を持って体づくりにも励んだ。冬のシーズンに向け「W杯で表彰台に立てる力をつけたい」と意気込んだ。

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2012年10月21日のニュース