小塚 SP自己最高点「久しぶりにクリーンに滑れた」

[ 2012年10月21日 06:00 ]

男子SPで2位につけた小塚崇彦の演技

フィギュアスケートGPシリーズ 第1戦スケートアメリカ第1日

(10月19日 米ワシントン州ケント)
 滑り終えた小塚は力強いガッツポーズを繰り出した。自己最高点を更新するSPに「昨季から気持ちいい演技ができていなかった。久しぶりにクリーンに滑れた」と笑顔を見せた。

 プログラムの完成度に不安を抱えていたと打ち明けたが、壮大な曲調が「力強い動きを出してくれた」と言う。出だしの4回転ジャンプは減点されたが、ほかのジャンプには切れがあった。2季前の世界選手権で銀メダルに輝いたが、昨季は伸び悩んだ。地道な練習の大切さを痛感した23歳のスケーターはフリーに向け「自信を持って思い切ってやりたい」と穏やかに話した。

続きを表示

2012年10月21日のニュース