日馬富士「成長した」と横審推薦!新横綱事実上決定

[ 2012年9月24日 20:34 ]

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審=鶴田卓彦委員長)は24日、東京・両国国技館で12人の委員全員が出席して開かれ、大相撲の大関日馬富士(28)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=を全会一致で横綱に推薦したため、昇進が事実上決まった。日馬富士は23日終了の秋場所で2場所連続の全勝優勝を果たした。

 記者会見した鶴田委員長は「この2場所はともに全勝優勝で、力がついた。横綱に値する力士に成長したというのがわれわれの判断」と話した。

 相撲協会は26日午前に九州場所(11月11日初日・福岡国際センター)の番付編成会議と理事会を開いて昇進を正式決定する。新横綱の誕生は2007年名古屋場所の白鵬以来5年ぶりで、史上70人目、外国出身で5人目となる。

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