元朝青龍“弟分”快挙に目ウルウル「マイ相撲を取ってほしい」

[ 2012年9月24日 07:35 ]

元横綱の朝青龍に持ち上げられる日馬富士

大相撲秋場所千秋楽

(9月23日 両国国技館)
 元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏は、弟分の快挙を自分のことのように喜んだ。19日に来日し、結びの一番は升席で観戦。「こんなに緊張したことはなかった。本当によかった」と目を潤ませ、日馬富士に向けて「横綱!」と声を飛ばした。

 取組後は支度部屋で熱い抱擁をかわし、最後はつり上げて豪快に祝福。先場所後には「モンゴルで一緒に2日間山奥に行ったんだ」と綱獲り場所に向けてさまざまなアドバイスを送った。

 場所中も連絡を取り合い「特に稀勢の里戦の前夜は長い話をした」と相撲内容まで話し合ったという。「体が小さいとか長持ちしないとか、周りからどうこう言われることもあると思うけど、自分を信じてマイ(自分の)相撲を取ってほしい」と新横綱への期待を込めた。

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2012年9月24日のニュース