横審も日馬賞賛「白鵬を上回っていた」「もう横綱ですよ」

[ 2012年9月24日 08:20 ]

大相撲秋場所千秋楽

(9月23日 両国国技館)
 横綱審議委員も日馬富士を称賛した。24日に横綱昇進について横審の会議を両国国技館で開く、鶴田卓彦委員長(元日本経済新聞社社長)は「結びは凄かった。白鵬を上回っていたね。文句のつけようがないよ。おめでとう」と祝福。

 沢村田之助委員(歌舞伎俳優)も「立派でした。とっても。もう横綱ですよ」と2場所連続全勝優勝を称えた。

 ▼スポーツジャーナリスト・谷口源太郎氏 大相撲の価値を示すのは充実した番付であり、まず東西に横綱がいないと本来の形にならないが、一人横綱が長く続き、価値を半減させていた。それをまたモンゴル力士に救ってもらった形で、外国勢に支えられた大相撲の現実を示している。各部屋はハングリーですぐ活躍できそうな外国人に頼って力士を育てることを怠ってきた。大相撲人気を回復するには、こうした部屋の在り方などについて日本相撲協会が改革を進めなければならない。

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2012年9月24日のニュース