伊東 巻き返しに笑顔…「今季は波が小さい」

[ 2012年2月6日 08:20 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は5日、イタリアのバルディフィエメで個人第19戦(HS134メートル、K点120メートル)を行い、1回目23位の伊東大貴(雪印メグミルク)が2回目に130メートルの大飛躍で巻き返し、合計235・0点で8位に入った。

 伊東は1回目の踏み切りでミスをしながら、2回目に鋭く伸びて順位を大きく上げた。1桁順位を確保し「今は失敗をしても2回目にいける。今季は(出来不出来の)波が小さい」と笑顔を見せた。
 
 試合前に同じバルディフィエメで開催されたW杯複合で渡部暁(北野建設)が初優勝した。今季は互いに30位以内に与えられるW杯得点で競争しており、5日までにW杯2勝の伊東は676点で、渡部暁は673点となった。「いい刺激になっている。僕らが頑張ることでノルディックスキーが盛り上がればいい」と話した。

 ▼伊東大貴の話 2回目は良かった。1回目は踏み切りのタイミングが早く、空中姿勢への移行も早過ぎた。でも今季は(出来不出来の)波が小さい。最後までこんな感じでいきたい。(共同)

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2012年2月6日のニュース