白鵬、大技連発!3年ぶり大相撲トーナメント優勝

[ 2012年2月6日 06:00 ]

<大相撲トーナメント>決勝戦、豪栄道(右)を掛け投げで破った白鵬

 日本大相撲トーナメントが5日、両国国技館で行われ、横綱・白鵬(26=宮城野部屋)が“大技連発”で3年ぶり3回目の優勝を飾った。

 八百長問題で昨年は中止となり、2年ぶりの開催となった今大会。気合十分の白鵬は隆の山との3回戦で、本場所の幕内では57年九州場所に時津山が決めて以来出ていない「つかみ投げ」で完勝。続く準々決勝は初代若乃花が得意とした大技「呼び戻し」で妙義龍を下し、決勝でも豪快な「掛け投げ」で豪栄道を破った。

 つかみ投げについては「あれはやぐら投げ。(決まり手係は)分かってないな」と不満げだったが、呼び戻しについては「たまたま」としたり顔。初場所でエストニア出身の把瑠都に優勝を奪われただけに、春場所に向けて「欧州の大きな力士に賜杯を奪われたので取り戻したい」と宣言していた。

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2012年2月6日のニュース