田知本遥&愛が姉妹でダブル金!緒方、長島は準決勝敗退

[ 2012年2月6日 01:49 ]

柔道のグランドスラム・パリ大会女子78キロ超級で優勝した田知本愛

 柔道のグランドスラム・パリ大会最終日は5日、パリで男女7階級を行い、女子70キロ級の田知本遥(東海大)は決勝で昨年の世界選手権優勝のリュシ・ドコス(フランス)を延長戦の末に判定で破り、優勝した。田知本は準決勝で世界選手権2年連続銅メダルの国原頼子(自衛隊)を延長戦の末に一本勝ちしていた。

 女子78キロ超級で世界ランキング1位の田知本愛(ALSOK)は準決勝でイダリス・オルティス(キューバ)に優勢勝ちし、決勝進出。決勝でもエレナ・イワシュシェンコ(ロシア)を下した。同78キロ級の世界ランク1位で昨年の世界選手権銀メダルの緒方亜香里(筑波大)は準決勝で米国選手に優勢で敗れた。同級の佐藤瑠香(コマツ)は3回戦で敗退した。

 男子は81キロ級の長島啓太(日本中央競馬会)が準決勝でイタリア選手に旗判定の末に敗れた。春山友紀(国士舘大)は準々決勝で敗退。100キロ超級では昨年準優勝の上川大樹(明大)は3回戦でスロベニア選手に優勢で敗れ、石井竜太(日本中央競馬会)も3回戦で世界選手権4連覇のテディ・リネール(フランス)に一本負けで敗退した。リネールは準決勝に進んだ。100キロ級の羽賀龍之介(東海大)は準々決勝でウズベキスタン選手に敗れた。(共同)

続きを表示

2012年2月6日のニュース