森田決めた!日本5戦全勝、1部復帰へプレーオフ進出

[ 2012年2月6日 06:00 ]

ポロナ・ヘルツォグを破り、日本の勝利を決めて喜ぶ森田あゆみ

フェド杯ワールドグループ2部1回戦最終日

(2月5日 兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム)
 前日スロベニアに2連勝した日本は、第1試合で世界ランク64位の森田あゆみ(21=キヤノン)が同36位のポロナ・ヘルツォグ(21)に3-6、7-6、6-1で逆転勝ちし、ワールドグループ1部復帰を懸けた4月のプレーオフへの進出を決めた。第2試合に出場予定だったクルム伊達公子(41=エステティックTBC)は、チームの勝利が決まったため出場しなかった。森田はダブルスを含めて3勝し、日本は5戦全勝で終えた。

 勝負を決めたのは若きエースだった。森田は180キロ台のサーブと強烈なフォアハンドを持つヘルツォグに食らいつき、逆転勝ち。「厳しい状況から勝てた。本当にうれしい」と笑顔を見せた。初日に同じ相手を退けたクルム伊達のプレーも参考にし、第2セットは2―4の第7ゲームで踏みとどまってブレーク。タイブレークで相手が首を痛めると、ここをものにし、第3セットは一方的に攻めたてた。プレーオフの相手は14日に決まるが「チームの力で頑張る」と決意を口にした。

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2012年2月6日のニュース