川内、２７位も五輪切符へ「予定通り」自己ベスト

自己ベストを更新する１時間２分１８秒をマークした川内優輝

　香川・丸亀国際ハーフマラソンは５日、丸亀競技場発着で行われ、ロンドン五輪男子マラソン代表を目指す公務員ランナーの川内優輝（２４＝埼玉県庁）が自己ベストの１時間２分１８秒をマークした。昨年のこの大会で出した記録を２２秒更新。順位は２７位だったが「全て予定通り。合格点」と充実感を漂わせた。

　五輪代表選考会となる２６日の東京マラソンに向けた最後の調整。給水ではハチミツやレモン果汁の配分を変えたニューバージョンのスペシャルドリンクを用意。「給水をきっちり取れたから、ゴール後に倒れることもなく気持ちよく終われた」と自信を口にした。

　昨年はこの大会をステップに東京マラソンで自己最高の２時間８分台を記録して日本勢トップの３位に入った。「昨年よりもいい流れで来ている。２時間７分台で五輪に行きたい」と力強かった。