男子エペの日本は8強逃す

[ 2011年10月15日 19:10 ]

 フェンシングの世界選手権第7日は15日、イタリアのカターニアで団体の2種目を行い、男子エペの日本(萩原、見延、西田、坂本)はベスト8進出をかけた3回戦で世界ランキング4位の韓国に40―42で逆転負けし、9~16位決定予備戦に回った。女子サーブルの日本(青木、中山、荻根沢、田村)は1回戦でアゼルバイジャンに40―45で敗れた。両種目は来年のロンドン五輪で実施されない。

 男子エペ団体の日本は世界ランキング4位の韓国から1試合を残して34―26と大量リードを奪い、勝利が目前に迫った。しかし、最後の坂本が相手の猛攻で連続失点し、40―42と逆転負け。信じられない展開で金星を逃し、日本の4選手は肩を落とした。

 8試合目で若手の萩原が活躍したが、次の坂本が相手の揺さぶりに対応できなかった。岡崎監督は「勝てば初めてのベスト8だった。簡単にはいかない」と残念がった。(共同)

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2011年10月15日のニュース