年寄名跡のあり方…評議員会で意見交換も結論持ち越し

[ 2011年10月15日 06:00 ]

 日本相撲協会は14日、東京・両国国技館で全親方らで構成される評議員会を開き、新法人移行に伴う議論で焦点となっている年寄名跡のあり方などについて意見交換した。

 名跡の協会一括管理を主張する上層部と、現状に近い名跡譲渡を望む声が出ている親方衆が初めて話し合いの場を持ったが、上層部からの説明と質疑応答で終了した。当初は今月中に名跡の方針を固めることを目指したが、二所ノ関広報部長(元関脇・金剛)は「もう少し時間がかかる」と示唆。役員が改選される来年2月以降に結論を持ち越すことになった。

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2011年10月15日のニュース