練習のような流れで…遼「ノルマクリア」20位浮上

[ 2011年10月15日 06:00 ]

13番、バーディーパットを決めガッツポーズの石川遼

日本オープン第2日

(10月14日 千葉・鷹之台CC=7061ヤード、パー71)
 ホールアウト後の第一声が180度違っていた。初日は「非常に悪かった」だったのが、この日は「非常に良かった」。初日68位と出遅れた石川は4バーディー、2ボギーの69で追い上げ20位までジャンプアップした。

 気合が空回りした初日とは違い「練習ラウンドのような流れでプレーできた」といい緊張感を保った。1Wはラフに行っても大曲がりせず、不調だったアプローチも改善して何度もパーを拾った。唯一の反省点は終盤の4ホール。3、4番の連続バーディーで勢いに乗って迎えた6番パー5、残り100ヤードの絶好の位置から「寄せたいと思いすぎた」とチャンスにつけられずにパー。7番パー3ではティーショットを右へミスして声を張り上げた。「それまではパーフェクト」な展開だっただけに「流れを自分で切ってしまった」と追い上げきれずに悔しがった。

 それでも「20位前後で決勝ラウンドにいければ、ノルマはクリアしているかな」と納得した。7打差は十分に逆転が狙える。「あしたは非常に大事な一日になる」と気を引き締め、3日目の流れに乗る。

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2011年10月15日のニュース