絹川、屈辱の17位…脱水症状で医務室に直行

[ 2011年8月28日 06:00 ]

<女子10000メートル決勝>ゴールした後、倒れて動けない絹川は関係者に運ばれる

世界陸上第1日 女子1万メートル

(8月27日 韓国・大邱)
 4位までをケニア勢が独占する展開で、日本勢は女子マラソンに続いて沈んだ。期待の絹川は17位でトップと2周回遅れとなる屈辱だった。

 レース後、医務室に直行。日本陸連のドクターによると「疲労と脱水症状のため点滴治療を受けた。意識はしっかりしているが、血圧が安定しなかったのでしばらく安静にした」という。絹川は車椅子に乗って無言で競技場を後にした。病院に行くほどではないというが、エントリーしている女子5000メートルの予選が30日に控えており、28日に出場の可否を判断する。

 【女子】▽1万メートル (1)ビビアン・チェルイヨット(ケニア)30分48秒98(2)キピエゴ(ケニア)30分50秒04(3)マサイ(ケニア)30分53秒59(14)吉本ひかり(佛教大)32分32秒22(15)杉原加代(デンソー)32分53秒89(17)絹川愛(ミズノ)34分8秒37

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2011年8月28日のニュース