遼くん2位終戦も 賞金ランクトップ浮上!生涯賞金5億円突破

[ 2011年8月28日 14:34 ]

最終日、17番でバーディーを奪い、ギャラリーの声援に応える石川遼

 男子ゴルフのVanaH杯KBCオーガスタは28日、福岡県糸島市の芥屋ゴルフ倶楽部(7140ヤード、パー72)で最終日を行い、初日から首位のベ・サンムン(韓国)が67で逃げ切り、大会の最多アンダー記録に並ぶ通算22アンダーの266で日本ツアー初優勝し、賞金2200万円を獲得した。25歳のベ・サンムンは2008、09年の韓国ツアー賞金王で、日本ツアーは今季が本格参戦2年目。

 前日3位の石川遼は66で追い上げたが、近藤共弘と並んで2打差の2位だった。賞金ランキングでは金庚泰(韓国)らを抜いてトップに浮上し、生涯獲得賞金が5億円を突破した。19歳11カ月での5億円超えは1973年のツアー制度施行以降の最年少で、97試合目での到達は記録の残る85年以降の最速ペース。

 4打差の4位は武藤俊憲。昨年優勝の谷原秀人は前週優勝の趙ミンギュ(韓国)らと並んで23位。池田勇太は28位だった。

 ▼ベ・サンムンの話 2位が2回あったので優勝のチャンスを逃さなかったことがうれしい。今までにチャンスを逃したことが勉強になった。(日本での優勝は)簡単ではないと思っていた。

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