日本3位で世界最終予選へ 中国がロンドン切符

[ 2011年8月28日 16:19 ]

<日本―台湾>第1クオーター、シュートを放つ大神

 ロンドン五輪のアジア予選を兼ねたバスケットボールのアジア女子選手権最終日は28日、長崎県の大村市体育文化センターで行われ、日本は3位決定戦で台湾に83―56で大勝した。決勝は中国が65―62で韓国を下し、五輪出場権を獲得した。日本は韓国とともに五輪世界最終予選(来年6~7月・場所未定)で出場を狙うことになった。

 日本は大神(JX)や高田(デンソー)を中心に立ち上がりから得意の速い展開で圧倒した。前半を55―19で折り返すと、後半は長岡(北海道・札幌山の手高)ら控え選手を多用しながら楽々と逃げ切り、3大会連続の3位を確保した。高田がチーム最多の25点を挙げた。

 ▼中川文一・日本代表監督の話 選手は準決勝で負けて落胆が大きかったと思うが、元気を取り戻させたかった。日本らしい粘り強いディフェンスと速い攻めができた。

 ▼張慧瑛・台湾監督の話 韓国や中国より日本の守備が強固だった。大会前から日本戦のために準備してきたが、結果が出ず、選手は自信を失っている。

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2011年8月28日のニュース