ロンドン切符1号!20キロ競歩 鈴木が8位入賞

[ 2011年8月28日 11:46 ]

男子20キロ競歩で、1時間21分39秒で8位入賞の鈴木雄介

 陸上の世界選手権第2日は28日、韓国の大邱で行われ、男子20キロ競歩で鈴木雄介(富士通)が1時間21分39秒で8位入賞し、陸上のロンドン五輪代表第1号となった。日本陸連はマラソン以外の種目は、五輪参加標準記録Aを突破した世界選手権入賞者を五輪代表にすると決めている。

 鈴木は3キロ地点でイタリア選手とともに集団から飛び出した。後半は順位を落としたが入賞ラインに踏みとどまった。この種目での日本勢の入賞は2001年エドモントン大会7位の柳沢哲以来。北京五輪覇者のワレリー・ボルチン(ロシア)が2連覇した。

 ▼鈴木雄介の話 今の実力で百点満点のレースができた。最大の目標だった入賞を達成できてうれしい。前半飛ばして後半どれだけ我慢できるかが勝負だった。ロンドン五輪ではメダルを狙える実力をつけたい。

 ◆鈴木 雄介(すずき・ゆうすけ)石川・小松高時代に全国高校総体で優勝。順大では06年世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得し、翌年にユニバーシアード4位。09年世界選手権では42位に終わった。169センチ、56キロ。23歳。石川県出身。(共同)

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2011年8月28日のニュース