室伏、一発で予選クリア!金獲りへ体力温存成功

[ 2011年8月28日 06:00 ]

<男子ハンマー投げ予選>豪快な投てきで決勝に進出した室伏

世界陸上第1日 男子ハンマー投げ予選

(8月27日 韓国・大邱)
 男子ハンマー投げの予選が行われ、アテネ五輪金メダリストの室伏広治(36=ミズノ)が1投目で78メートル56を投げ、予選突破ラインの78メートルを一発でクリアした。室伏は「1投目で通過できるように練習していた」と、涼しい顔で決勝進出を振り返り、体力を温存できたことに安どしていた。

 22日の大邱入り後、練習で80メートルを突破するなど好調だった。世界選手権は今回で7度目となるが、01年エドモントン大会の銀メダルが最高。今回は「狙うものを狙わないと来た意味がない」と、金獲りに意欲を燃やしている。

 78メートル56は今季のシーズンベスト。心配されていた腰痛も見られず、「予選がA組だったので、これからコンディショニングの練習をします」と夜間トレ導入も明かした。昨年は8月に、世界ランク1位の記録を出すなど夏場に強いだけに、決勝も期待が持てそうだ。

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2011年8月28日のニュース