震災から1年の来春、宮城で「白鵬杯」開催へ

[ 2011年8月28日 06:00 ]

白鵬(左から2人目)は綱打ち式で新しく出来た横綱を締めこむ

 大相撲の横綱・白鵬(26)の名前を冠した子供相撲大会「白鵬杯」が、東日本大震災から1年となる来春をメドに宮城県大崎市で開かれることになった。

 秋場所(9月11日初日、両国国技館)の土俵入りで締める綱をつくる「綱打ち」が27日、東京・墨田区の宮城野部屋で行われ、伊藤康志市長(61)が来訪。白鵬は今年6月に同市の観光大使に任命されており、委嘱状を渡された。その後、伊藤市長から「白鵬杯」開催を提案され承諾した。12月には大阪府で「白鵬杯」が開かれるが、来春の大会には東北地方の小中学生だけが参加する。同市では近く後援会も発足する見込みで、白鵬は「できるだけ応えていきたい」と意欲的だった。

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2011年8月28日のニュース