日本勢、衝撃的な完敗「アフリカの時代が…」

[ 2011年8月28日 06:00 ]

世界陸上第1日 女子マラソン

(8月27日 韓国・大邱 国債報償運動公園発着42・195キロ)
 日本勢にとっては、衝撃的な完敗だった。女子マラソンの河野ヘッドコーチは「スプリント能力のない日本人は不利。いずれ、スピードの時代が来ると思っていた」と話し、第一生命の山下監督も「アフリカの時代が確実に来た」と警戒感を強めた。

 序盤のスローペースにのみ込まれ、飛び出す勇気を持てなかったことも敗因で、河野ヘッドは「勝負を動かす力がなかった」とうなだれた。団体で初めて表彰台を逃したこともあり、抜本的な対策を立てることが急務だ。

  ◆女子マラソン
(1)キプラガト(ケニア) 2時間28分43秒
(2)ジェプトゥー(ケニア) 2時間29分0秒
(3)チェロップ(ケニア) 2時間29分14秒
(4)ベケレ(エチオピア) 2時間29分21秒
(5)赤羽有紀子(ホクレン) 2時間29分35秒
(6)朱暁琳(中国) 2時間29分58秒
(7)アンデション(スウェーデン) 2時間30分13秒
(8)王佳麗(中国) 2時間30分25秒
(10)中里 麗美(ダイハツ) 2時間30分52秒
(18)尾崎 好美(第一生命) 2時間32分31秒
(19)野尻あずさ(第一生命) 2時間33分42秒
(22)伊藤  舞(大塚製薬) 2時間35分16秒

[世]ラドクリフ(英国) 2時間15分25秒
[日]野口みずき 2時間19分12秒

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2011年8月28日のニュース