おどけるジョーンズ「石川君の一歩前に出た」

[ 2011年5月1日 18:03 ]

最終日、I・J・ジャンとのプレーオフを制して今季初優勝を飾り、ガッツポーズするブレンダン・ジョーンズ

中日クラウンズ最終日

(5月1日 愛知県名古屋GC和合)
 プレーオフで2メートル弱のバーディーパットを沈めたジョーンズは両腕を突き上げた。

 歴代優勝者にグレグ・ノーマン(オーストラリア)ら名選手が並ぶ大会で「そこに自分の名前が入るのがうれしい」。10勝目に「石川君(9勝)の一歩前に出た」とおどけた。

 2打リードで迎えた最終日は雨の悪条件。スコアは伸ばせなかったが、5番からの14ホールで辛抱強くパーを重ねた。「今週は悪いショットが数えるほどしかなかった」と安定感の勝利だった。

 東日本大震災の影響を恐れて日本を避けるスポーツ選手もいるが「日本に来るようになって10年。知り合いも多いし、自分は戻ってくる責任がある」と真剣なまなざしで語った。

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2011年5月1日のニュース