美香“安定”1差3位 ボギーなしで67

[ 2011年4月2日 06:00 ]

第1ラウンドを5アンダーで終えた宮里美香

USLPGAツアー クラフト・ナビスコ選手権第1日

(3月31日 米カリフォルニア州ランチョミラージュ ミッションヒルズCCダイナショアC=6738ヤード、パー72)
 ロケットスタートで宮里美が首位と1打差の3位につけた。出だしの10番パー4。第2打をピン横2メートルにつけて沈めると、11番で1メートル、12番は下りの7メートルを決めて3連続バーディー。その後も2つのバーディーを奪いボギーなしの67で回った。

 「ボギーがないのが良かった。いいスタートが切れた」。15、16番のいずれも4メートルのパットが残ったが、しぶとく入れてパーをセーブした。

 この日朝にメンタルコーチから、マラソンで転倒しながら優勝した選手を紹介したビデオを見せられた。効果はてきめん。これまで「メジャーでは気持ちが空回りした」が、ミスしても冷静に対処することができた。

 米ツアー3年目の今季は開幕から3試合全て10位台。「1つ上のランクのプレーができている気がする」と自信もつかんだ。前週の起亜クラシックでは4位発進しながら、最終的には16位だっただけに「第2日以降も、自分のゴルフに徹したい」と締めくくった。

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