男子は野球、女子はソフト 1競技での五輪復帰へ本格協議

[ 2011年4月2日 09:00 ]

 2020年夏季五輪での実施競技復帰を目指す国際ソフトボール連盟(ISF)と国際野球連盟(IBAF)は1日、男子を野球、女子をソフトボールとして1競技での復帰を模索し、協力に向けて本格協議に入ると発表した。両連盟は3日からロンドンで開かれる国際会議「スポーツアコード」で協議する予定。

 ISFは、IBAFと別に独自に五輪復帰を狙う従来の方針を転換。多くの国際オリンピック委員会(IOC)委員と意見交換したというISFのポーター会長は「野球と協力することが、われわれの立場を強くすると判断した」と理由を述べた。一方、「ソフトボールの独自性は維持する。最終決定はしていない」と慎重な姿勢も示した。

 ソフトボールと野球は来年のロンドン五輪の実施競技から除外され、16年リオデジャネイロ五輪での復帰も逃した。IBAFは2競技の統合案を提案したが、ISFが拒否していた。(共同)

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2011年4月2日のニュース