体重別柔道で金メダリストらが募金活動

[ 2011年4月2日 18:34 ]

 柔道の男子60キロ級で五輪3連覇の実績を持つ野村忠宏ら五輪金メダリストたちが2日、全日本選抜体重別選手権の行われた福岡国際センターで東日本大震災の被災地支援の募金活動に参加した。野村は「五輪の決勝で日本中から応援してもらった。それを返すのも自分たちの仕事」と話した。

 募金活動は試合前後に実施され、日本男子代表の井上康生コーチをはじめ、第一線から退いた男子の内柴正人さんや女子の塚田真希さんらが協力を呼び掛けた。募金活動は大会最終日の3日も行われる。

 36歳の野村は自身の進退も注目されるが、「(体は)ちょっと厳しい状態だが、辞めるつもりならこんな厳しいことはやっていない」と話した。

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2011年4月2日のニュース