上川、鈴木桂治に一本勝ち　穴井は３年連続Ｖ

男子１００キロ超級決勝で鈴木桂治（手前）に一本勝ちし、初優勝した上川大樹

　８月の世界選手権（パリ）の代表選考会を兼ねた柔道の全日本選抜体重別選手権第１日は２日、福岡国際センターで男女計７階級を行い、昨年と同じ顔合わせとなった男子１００キロ超級決勝は昨年の世界選手権無差別級を制した上川大樹（明大）がアテネ五輪金メダルのベテラン鈴木桂治（国士舘大教）に一本勝ちし、初優勝を果たした。

　男子１００キロ級は昨年の世界王者、穴井隆将（天理大職）が順当に３年連続４度目の優勝を達成。女子７８キロ超級は世界選手権２冠の杉本美香（コマツ）が３年連続３度目の優勝。同７０キロ級の国原頼子（自衛隊）は２年連続３度目の優勝を飾った。

　最終日（３日）の競技終了後に男女の最重量級以外の世界選手権代表が発表される。