国技館で第2新弟子検査 15歳は言った「八百長は絶対ない」

[ 2011年2月15日 13:24 ]

 八百長問題に揺れる日本相撲協会は15日、東京・両国国技館で体の小さな入門希望者(身長167センチ以上、体重67キロ以上)が対象の第2新弟子検査を実施し、わんぱく相撲で全国優勝の経験がある東京・足立新田高3年の長谷山正典選手(18)=春日野部屋=ら9人が受検した。

 第2新弟子検査は、従来の体格基準(身長173センチ以上、体重75キロ以上)に満たない力士志願者に門戸を広げる目的で2001年に導入され、ボール投げや短距離走などの体力テストも実施。春場所が中止となり、デビューがいつになるか分からない中での検査となったが、静岡・焼津中3年で県大会準優勝の矢野祐児選手(15)=東関部屋=は「相撲に八百長は絶対ない。必死に稽古をし、みんなに愛される力士になりたい」と話した。

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2011年2月15日のニュース