貴乃花親方「うれしい ありがたい 感謝の気持ちが強い」

[ 2011年2月15日 13:21 ]

第2新弟子検査の後、記者に囲まれる貴乃花親方

 日本相撲協会の審判部長で、新弟子検査担当の貴乃花親方(元横綱)は15日、両国国技館で行われた第2新弟子検査に出席し、八百長問題の渦中にもかかわらず受検した新弟子について「うれしいし、ありがたい。感謝の気持ちが強い」と話した。

 貴乃花親方は「とにかく相撲を志してくれる子がいる限り、育てていくのがわれわれの使命。親御さんを含め、よく決断してくれたと思う」と感慨深げ。

 八百長問題への直接の言及はなかったが「これだけ立派な国技館がある。誇りを持ってやっていきたい」。自らの弟子に向けては「本場所ができない状況だが、だからといって鍛錬をやめてはいけない」と語気を強めた。

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2011年2月15日のニュース