遼、静かに今季初戦…大会前会見なし

[ 2011年2月15日 06:00 ]

 石川遼(19=パナソニック)が“ひっそりと”11年のツアー初戦を迎える。17日に開幕する米ツアーのノーザントラスト・オープン(カリフォルニア州・リビエラCC)に参戦するが、今年は出場3年目で初めて大会前の公式会見が設定されなかった。

 09年は米ツアー初参戦という話題性もあってフィル・ミケルソンらとともに会見が用意され、海外メディアも質疑応答に加わった。昨年もツアー側の要望で会見は行ったが海外メディアの姿はゼロで、今年はついに会見自体もなくなった。目新しさが薄れて認知度は高まってきた一方で、これからは米ツアーでも成績を残して興味をひきつけるしかなさそうだ。

 ◆石川は40位 男子ゴルフの13日付の世界ランキングが発表され、日本勢最上位の石川遼は前週より1つ落として40位となった。池田勇太は42位、藤田寛之は50位で変わらなかった。1位のリー・ウェストウッド(英国)、3位タイガー・ウッズ(米国)ら上位陣は変動なし。

 ◆谷は2打差2位 男子ゴルフのハワイ・パール・オープンは13日、米ハワイ州のパールCC(パー72)で第1ラウンドの残りと最終ラウンドを行い、前回覇者の谷昭範が通算6アンダーの138で2位に入った。ジョン・エリス(米国)が通算8アンダーの136で優勝。薄大勝は4位、武藤俊憲が5位だった。

 ◆ポインツが初優勝 USPGAツアー ペブルビーチ・ナショナルプロアマ最終日 13日に米カリフォルニア州のペブルビーチ・リンクス(パー72)で最終ラウンドを行い、67で回ったD・A・ポインツ(米国)が通算15アンダーでツアー初優勝した。フィル・ミケルソン(米国)は9位だった。

 ◆尾崎直49位 USPGAチャンピオンズツアー アリアンツ選手権最終日 13日に米フロリダ州ボカラトンのブロークンサウンド・オールドコース(パー72)で最終ラウンドを行い、69で回ったトム・レーマン(米国)が通算13アンダーの203でツアー3勝目を挙げた。尾崎直道は72にまとめ、通算イーブンパーの216で49位だった。

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2011年2月15日のニュース