長島 男子五百メートルで2位

[ 2009年1月26日 06:00 ]

男子500メートルで34秒87をマークし2位になった長島圭一郎

 スピードスケートW杯短距離コロムナ大会最終日が25日、ロシア・コロムナで行われ、25日に行われ、男子五百メートルで長島圭一郎(日本電産サンキョー)が34秒87で2位に入った。小原唯志(同)は7位。加藤条治(同)は9位。同千メートルは小原の7位が最高だった。女子五百メートルは新谷志保美(竹村製作所)が6位、吉井小百合(日本電産サンキョー)は2種目とも9位。男子百メートルで及川佑(びっくりドンキー)が今季3連勝した。

 ゴール前で足を前に出し、バランスを崩してよろけた。だが、お陰で今季のW杯得点ランキングで首位を行く同走の于鳳桐に0秒02差で競り勝ち、長島は「同走には負けちゃいけない。(総合優勝を争う)ポイントのこともあるので」と笑った。前組のフレデリクスに0秒06及ばず、2日連続の優勝こそ逃したが2位に入った。
 今季はW杯10戦で3勝を含む6度目の表彰台。日本勢では清水宏保(現コジマ)以来、8季ぶりとなる五百メートルの総合優勝がはっきり視野に入ってきた。W杯ポイントでは于鳳桐の756点に対し、2位長島は727点。連戦で「体のバネがなくなりつつある。千メートルはまだ力不足」と判断し、この日の千メートルを欠場したが、総合優勝へ「まだまだ勝負はこれから」と口元を引き締めた。

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2009年1月26日のニュース