代表枠は「5」 渋井、東京Vの尾崎が内定

[ 2009年1月26日 06:00 ]

 世界選手権の代表枠は「5」で女子は東京国際、大阪国際、名古屋国際の日本人最上位が内定。東京国際優勝の尾崎好美、大阪国際優勝の渋井が内定し、名古屋国際には新谷仁美、大南敬美らが出場予定だ。内定3選手以外の2枠は、この3大会と4月30日までの主要海外マラソン、昨年8月の北海道マラソンの上位選手から選考。東京国際2位の加納由理、大阪国際2位の赤羽にも代表入りの可能性は残されている。世界選手権のコースは五輪競技場発着の周回コースで行われ、毎年好タイムが続出する9月のベルリン・マラソンとはコースが異なる。

 ≪お家芸復活に自信≫日本陸連の沢木啓祐専務理事は渋井について「見事な走り。感服した。今までワンパターンだったが別のレースができた」と成長を認めた。代表に内定した8月の世界選手権へ向け「臨機応変に戦えるランナーとしてスタートした」と期待を寄せた。2位の赤羽についても「(終盤は)落ち込みじゃない。適性は高い。日本マラソン界は明るい」と終始笑顔。惨敗した北京五輪からのお家芸の復活に自信を示した。

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2009年1月26日のニュース