ママさん赤羽は２位　トラックへ方針転換も

赤羽有紀子は初マラソンを２位でゴールし夫でコーチの周平さん（右）の胸に飛び込む

　【大阪国際女子マラソン】ママさんランナーの赤羽は２位に終わったものの「無事に走り切れて楽しかった」と初マラソン日本歴代７位の好記録に満足の表情を見せた。

　１１月上旬、４０キロ走の練習中に疲労から右かかと痛に襲われた。１週間ジョギングさえもできずリハビリが続いた。練習を再開した１２月には鹿児島・徳之島で長女・優苗ちゃん（２）、夫・周平コーチ（２９）と一緒に調整。本番では５キロごとの給水所に置かれたスペシャルドリンクに優苗ちゃんの写真を張りつけて臨んだが「経験が足りなかった」。レース後には「代表に選ばれたい気持ちはあるけど、選ばれなかったらトラックで世界選手権を目指す」と今後の方針を話した。