bj東軍快勝!セントプルーがMVP

[ 2009年1月26日 06:00 ]

MVPに輝き喜ぶボビー・セントプルー(仙台)

 「bjリーグ2008―2009シーズンオールスターゲーム」が25日、大分・別府市のビーコンプラザで3747人の観衆を集めて行われ、EAST(仙台、新潟、富山、埼玉、東京、浜松)が117―96でWEST(大阪、滋賀、高松、福岡、大分、沖縄)に快勝。MVPに20得点、9リバウンドと攻守で活躍したボビー・セントプルー(仙台)が選ばれた。

 満員のブースターの大声援に奮起したのは、EASTだった。2メートル36の孫明明=スン・ミンミン=(浜松)の2連続シュートでスタートした第1Qから攻め込む。3ポイントも決めて「狙っていたのでうれしい」と喜んだ“大巨人”だったが、それを上回る存在感を示したのはボビー・セントプルーだ。

 20得点、9リバウンドでMVPに輝いた。賞金100万円を獲得し「仙台に帰ってチームメートと食事します。残りは貯金」と上機嫌だった。

 両軍合わせて3ポイントが24本、25回のターンオーバーというスリリングな試合展開。ブースターを満足させたEASTのブライアント監督(東京)は「日ごろ一緒に練習したことがない選手だが、いいコンビネーションで試合ができて、お客さんも喜んでくれたでしょう」と笑顔だった。

 <WEST パーカー出場選手最多の29点>敗れたが好プレーでブースターを魅了した。川面剛(福岡)は2本の3ポイントなどで10得点を挙げて「いいパフォーマンスをお見せできました」。マイケル・パーカー(福岡)は出場選手最多の29点を挙げてMIPを受賞し、リーグ戦得点王の実力を発揮。地元・大分の佐藤公威は1得点に終わったが「勉強になりました」と楽しんでいた。

 ≪ド派手なダンクでシンプソンが圧勝≫ダンクコンテストはブライアン・シンプソン(琉球)が優勝。コートいっぱいを使って助走をつけたド派手なダンクで会場を圧倒した。「ブースターがこれだけ盛り上がってくれたから、いいダンクができた。来年はもっと凄いのを見せるよ」とご機嫌。3ポイントコンテストは鈴木裕紀(大分)が優勝した。

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2009年1月26日のニュース