入江 二百背で日本新!2冠マーク

[ 2009年1月26日 06:00 ]

 競泳のコナミオープン最終日は25日、兵庫県西宮市、コナミスポーツクラブ本店西宮で行われ、男子二百メートル背泳ぎは北京五輪5位の入江陵介(近大)が1分54秒74の日本新をマークし、百メートルに続いて今大会2冠を果たした。入江は昨年6月にマークした自らの日本記録を0秒03更新した。女子二百メートルバタフライは北京五輪代表の星奈津美(スウィン大教)が2分6秒85で制し、同百メートル平泳ぎは金藤理絵(東海大)が1分10秒07で種田恵(JSS長岡)を抑えて優勝した。

 北京五輪で砕かれた自信を取り戻す日本新だった。「(記録更新は)厳しいと思っていた。すごくうれしい」。男子二百メートル背泳ぎの入江は北京五輪3位に相当するタイムに右手を誇らしげに振り上げた。150メートルまでは昨年6月にマークした日本記録よりも0秒28遅れていたが、最後の50メートルで驚異的な粘り。北京五輪は1分55秒72で5位と不本意だった19歳は「重圧がかかる舞台で出せないと意味がないので、日本選手権(4月)でまた日本新を出したい」と高らかに宣言した。

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2009年1月26日のニュース