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なでしこ岩渕、悲痛な叫び「余震…止まれ」大儀見「日本人の心は強い」

[ 2016年4月16日 21:16 ]

 海外でプレーする女子サッカー「なでしこジャパン」の選手たちも、熊本地震の被災者たちにエールを送った。

 ドイツ1部のバイエルン・ミュンヘンに所属するFW岩渕真奈(23)は「余震…止まれ!!!!!!ニュースを見るたび気が気でないです。祈る事しかできないですが、ドイツから全力で祈ってます。九州のみなさん!頑張れ!頑張ってください!」と悲痛な思いをツイート。

 同じドイツ1部のフランクフルトでプレーするFW大儀見優季(28)は「ドイツ人のほぼ大半は、地震を経験したことがない。いつ地震が起こるかわからない、そんな状況で暮らさなければならない私たち日本人。それが日本にとっての当たり前。そんな環境で育っているのだから、日本人の心は自分たちが思っている以上に強く、その絆は強い。今は応援するしかできない。頑張れ!」とつづると、さらにもう1回ツイート。「日本人が力を合わせるチカラは、世界最強だと思う」と力を込めた。

 なでしこジャパンは、2011年3月の東日本大震災発生から4カ月後に女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で男女を通じて初優勝を達成。国民に明るい話題を届けた。今年は3月のアジア最終予選で敗れ、リオデジャネイロ五輪出場は逃したが、いてもたってもいられない思いは5年前と変わらず、悲痛な思いのツイートとなった。

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2016年4月16日のニュース